院長コラムCOLUMN

再び骨折することを防ぐために

コラム

院長

こんにちは。
閉経後の女性が骨折した場合、その後、1年以内に再び骨折する危険性は通常の5.3倍で、5人に1人は再骨折を経験している、というデータがあります1)。骨粗しょう症などが原因で骨の強度が低下し、軽微な外力で発生する脆弱性骨折をきたしたあとに二次性骨折を起こすと、健康状態やQOL(生活の質)がどんどん低下することが示されています。

また、脆弱性骨折が起こると、そうでない場合より1年以内に亡くなってしまう危険性も高くなったり、介護するご家族の社会的・経済的な負担も大きくなります。骨粗鬆症に対する治療、食生活や運動で骨を強くする、転倒をしないようにするといったことが大事ですね。

1)Van Geel TACM,et al: Ann Rheum Dis 68:99,2009

CONTACT お問い合わせ

診療のお問い合わせはお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。