院長コラムCOLUMN

むせることが多くなっていませんか?

コラム

院長

こんにちは。ゴールデンウィーク真っ只中、そして今日はこどもの日ですね。
こどもの日は男の子と女の子関係なく、子どもの成長や健康を願う日で、男の子の健やかな成長をお祝いする端午の節句とは違いますね。
こどもの日には柏餅が定番です。
話しが飛躍して申し訳ないのですが、餅といえば、お正月にお餅をのどに詰まらせてしまうといったことが必ずニュースになります。
これは飲みこむ力の衰えと関係していると考えられます。少し前、牛タンをのどに詰まらせてしまい、3月初めに亡くなってしまったというタレントの方もいました。
飲みこむ力=嚥下機能の衰えは、決して高齢者だけの問題ではなく、40代、50代から衰えが始まっていると言われます。
誤嚥性肺炎という病気をお聞きになったことはあるでしょうか?これも嚥下機能の低下から起こります。日本では誤嚥性肺炎で亡くなる方が多く、在宅医療でも大きな問題の一つです。
食事中にむせることが多くなった、以前より食事時間がかかるようになったなどは、嚥下機能低下が背景にあると考えられます。
嚥下機能をできるだけ保ち、誤嚥性肺炎を防ぐためにも、のどの筋肉を鍛えると良いと言われています。
在宅医療・訪問診療でも遭遇することが多い誤嚥の予防をしていきたいですね、そしてそのための取り組みもしていければと考えています。

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