院長コラムCOLUMN

全身の筋力は嚥下機能にも影響する

コラム

院長

こんにちは。
嚥下機能に関係するのはのどの筋肉の問題だけではありません。
離床によって、要介護高齢者の全身の筋肉量が保たれること、さらに離床時間と体幹の筋肉量は摂食嚥下機能と関連するという研究1)があります。
つまり、摂食嚥下機能を維持するためには、のどの筋肉だけでなく、全身的な筋力維持が重要だということです。
在宅ではベッド上で過ごす方も多くおられますが、リハビリをする、少しずつでも離床時間をつくるなどし、全身の筋力低下を予防することが、結果的に誤嚥予防にもなるといえますね。
それではみなさま、良い一日をお過ごしください。

1)M.Ishi et al. Time spent away from bed to maintain swallowing function in older adults.
Gerontology 2023;69(1):37-46.

 


 

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