院長コラムCOLUMN

メラトニンにはどんな役割がある?

コラム

院長

こんにちは。
メラトニンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。メラトニンは「暗闇のホルモン」といった別名があり、ちょっと恐い感じがしますが、単に夜になると分泌されるホルモンだからです。
あたりが暗くなってくると、脳にある松果体という場所からメラトニンが分泌されます。それによって脳と体に暗くなったということが伝えられます。つまり、眠りにつくタイミングをコントロールしているとも言えます。
でも、メラトニンはあくまで眠りにつくまでの部分までの作用で、その後睡眠を発生させる、維持するのは別のものです。
メラトニンの働きを利用した入眠剤がラメルテオンという薬です。これは、メラトニンがくっつく場所に作用して、全身に眠りにつくときがやってきたことを知らせ、自然に睡眠に誘導するものです。
即効性はありませんが、依存性はなく、寝つきが悪いという方には合うかもしれません。
ただ、適度な運動、規則正しい生活をすることがまず重要ですね。

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